下関障害年金サポート
 〜障害年金の相談件数100件以上の実績〜

お問い合せ

山口県下関市小月本町2-12-26
083-250-5521

Home サービス案内 ご利用案内 会社概要 グループ企業

 障害年金受給までの手続きが大変な理由


 よく巷の噂やネットなどで、障害年金の受給の手続きが難しいなどの記事やコメントを見た人は多いのではないでしょうか?

 しかし、実際何がどのように難しいのか。具体的なことは、実際に障害年金の手続きをした人でないとわからないと思います。

 当相談所に、依頼される半数くらいの方は、一度は自分で障害年金の手続きを試みたが、煩雑であったり、何か途中で自分では解決できない問題などが発生してサポートが必要な方です。

 では、実際何が難しいのか?私もはじめて、ご依頼を受けて、障害年金の手続きをした時には、かなり苦労したことを覚えています。何回も病院と年金事務所を行ったり来たりしました。また添付書類なども申請者によって異なりますので、書類の不備を指摘されて、また書類を取りにいったりと1ヶ月ちかく掛かりました。

 そのときには、もう社会保険労務士でありましたので、ある程度の障害年金の知識はありましたが、それでも大変でしたので、一般の方には大変な作業だとそのとき私は感じました。

たぶん、数回障害年金の手続きをされたら、だいぶスムーズに手続きできるようになると思うのですが、ほとんどの方が、人生において一度くらいしか障害年金の手続きをされることはないと考えます。人生において、はじめてされる手続きなので、無性に難しく感じるのかもしれません。





以下は、私が色々なご依頼者を通じて、このような点が、障害年金の手続きで難しいだろうと感じたことを書いております。



1.手続きのやり方を理解する。
(初診日を確定させる)

 年金事務所で相談すれば、いろいろと教えてもらえます。しかし、障害年金自体がとても複雑な制度です。よほど年金の知識に長けた人でないと一回説明を聞いて、すべてを理解して手続きを進めていくとはかなり難しいと感じます。また、一度にたくさんの書類を渡されて説明されますが、完璧に覚えて帰ることは至難の業です。分からなければ、何度も足を運んで又は電話などで、また説明をしてもらわなければなりません。

 あと、初診日が確定するということも大変な作業の一つだと思います。初診日が確定しなければ、手続きがまったく前に進みません。初診日は、いつ頃ではダメで○○年○月○日まで、正確にわからなければなりません。


2・診断書を医師に正確に書いてもらう。

 医者は、医療の専門家ではありますが、書類作成の専門家でありません。
私の経験では、よほど障害年金の作成になれた医師でないと完全な診断書が出来ないということもあります。

 まず、その病院にもよりますが、診断書をお願いしてから、早くて1週間遅い場合には1ヶ月くらいかかることがあります。やっと出来あがって、手続きをしようとしたら、年金事務所で記入漏れがあったり、日付が違っていたりして、手続きが出来ないということはよくあることです。また、病院に行って診断書の訂正をお願いしなくてはなりません。障害年金の請求では、日付と言うものがとても大切になってきます。そのため、数日日付がズレているだけで、意味のない診断書になってしまうのです。また、この病状だけは書いてほしいというものも障害の種類によってはあります。それが抜けていたために不支給ということもあります。


3.病歴・就労状況等申立書の作成

障害年金の受給・不受給の審査は、東京の事務所で一括で、行われています。

 そのため、審査の対象になるのは、書類だけです。
もっと言えば、書類が全てです。書類の出来の善し悪しが障害年金の受給・不受給又は等級に直接関係してきます。

 これがもし、申請者の障害者に年金事務所の審査の人が直接会って、障害の状態や話などを聞いて、障害年金の受給・不受給又は等級を決めてくれるのであれば、書類の出来はどうでもいいでしょう。

しかし、現在は
書類審査だけです。

 ほとんどの方が、この書類を書くことは初めてだと思います。初めから、要点を捉えた書類を書くことは不可能です。だから、この書類が上手くいかずに、不支給になったり、等級が思うようにいかなかったりすることがあります。

この書類は、とても大切です。いかに自分の今の現状を正確に審査官に伝えるかが最重要課題なのです。


4.障害年金請求にはイレギュラーよくある

 障害年金は、ケースバイケースです。まったく同じということはほぼないと思います。障害の違うでしょうし、傷病になった時期も違います。
なので、よくイレギュラーなことが起こります。違う時期の診断書も必要になる場合や初診日がほんとはちがう日であったなど、さまざまなことが起こります。

 窓口で申請したら、終わりではなく審査の過程で必要な書類が出てきたら、それを揃えなくはなりません。
そろえられなかったら、審査が中断してします事さえあります。

受給の通知が出るまでけして気が抜けないのです。


5.障害年金の手続きは原則一発勝負である。

 はじめは、自分で手続きをして、不支給や等級に納得いかなかったら、専門家に頼んでやってもらればどうにかなると考えている方がいますが、それは、間違いです。

 審査請求という制度がありますが、一回不支給や決まった等級を変えることは、専門家であってもとても難しいことなのです。一般の方ではほぼ不可能でしょう。

 私も、このような方がたまにお見えになりますが、提出されたすべての書類を調べて、不支給などの理由を見ていますと、添付書類の不備や書面上の不備などがほとんどです。

 はじめから、きちんと書類などをそろえて申請していれば、問題なく受給できたり、もうひとつ上の等級に該当していたのにと思うこと多々あります。そのようなケースでは、訂正できるときは訂正で対応しますが、最悪もう一度手続きをしなくてはならない場合もあります。また余計な時間とお金使ってしまいます。

 ですので、出来れば、初めから依頼いただいた方が、時間的にも金銭的にも良いと私は良く感じています。



Copyright(C) 下関障害年金サポート All Rights Reserved.
 メニュー

 障害年金受給流れ

 障害年金基礎知識

 障害年金等級表

 障害年金Q&A

 
 関連業務

 老齢年金について

 遺族年金について

 
 お問い合せ先

下関障害年金サポート

山口県下関市小月本町2-12-26

TEL: 083-250-5521
 詳しくはこちら